ソーシャルメディアアプリを手がけるTikTokは米国時間2月25日、米国ユーザーの生体データと個人情報を収集したとして提訴されていた裁判で、和解案に同意した。原告を代表する複数の法律事務所との間で和解に達し、9200万ドル(約98億円)の支払いに応じる。
この裁判ではまた、TikTokがユーザーの個人情報を複数のサードパーティーに渡したと主張されていた。今回の和解により同社は「プライバシーに関する新たなコンプライアンス研修プログラムを導入する」ことを求められる。
「当社は主張には同意できないが、訴訟を長引かせるよりも、TikTokコミュニティーにとって安全で楽しい体験を構築する取り組みに注力したい」と、TikTokの広報担当者は米CNETにコメントした。
和解金の9200万ドルはTikTokユーザーへの賠償に充てられることになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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