ソフトバンクのグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズは2月3日、ソフトバンクグループの子会社であるSB新型コロナウイルス検査センターと、個人向け唾液PCR検査サービス「HELPO PCR検査パッケージ」の提供を共同で開始したと発表した。同サービスの申込受付期間は、2月3日〜5月末(予定)。
同サービスは、オンラインでSB新型コロナウイルス検査センターの唾液PCR検査へと申し込む事が可能。価格は、検査代2000円(税別)と、配送・梱包資材費などを合わせた金額で、1人用が5500円、2人用が1万円など。
利用者は、自身で検体を採取し、所定の方法で検査センターへと送ることで検査が受けられる。なお、検体採取日などの各種登録や結果の確認は、同社が提供するオンライン健康医療相談サービス 「HELPO(ヘルポ)」 アプリから行うことができる。
検査結果については、最短で検査センターに検体が到着した当日または、翌日以降に通知される。
なお、同サービスは両社が提携する医療機関のある、北海道、茨城県、栃木県、東京都、神奈川県、福岡県の希望者を推奨としており、推奨以外の地域に住む希望者(沖縄・離島は除く)は、「陽性疑い」の結果が出た場合に相談できる医療機関を自身で事前に確認する必要がある。提携医療機関については、今後拡大する予定。
さらに、HELPOのオンライン健康医療相談サービスや病院検索などを、6月末まで無料で利用できるという。例えば、検査結果が「陰性」であった後も、健康に関する不安があれば、HELPOのアプリからチャット形式で医師・看護師・薬剤師に24時間365日相談できるという。
相談は、同社所属の医師・看護師・薬剤師が対応。医学的な情報の提供を行うサービスとなっており、相談者の個別的な状態を踏まえた診断や薬の処方は行われない。
また、一般用医薬品のECサイト「ヘルスモール」(配送対象エリアは東京都23区、今後拡大予定)の利用も可能となっている。
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