3人の民間人が国際宇宙ステーション(ISS)に旅立つ可能性がある。宇宙旅行を手掛けるAxiom Spaceは米国時間1月26日、3人の民間人乗組員と同社のバイスプレジデントで米航空宇宙局(NASA)元宇宙飛行士のMichael Lopez-Alegria氏を、ISSに8日間滞在する旅に向けて2022年1月以降に送り出すと発表した。
3人の乗組員は、パイロットとして米国人起業家で投資家のLarry Connor氏、カナダ人慈善家で投資家のMark Pathy氏、そして、イスラエル航空宇宙軍(IAF)の元パイロットで投資家兼慈善家のEytan Stibbe氏。3人はSpaceXの「Crew Dragon」に乗り込んでISSに向かう。
ヒューストンに本社を置くAxiomは、研究者、メーカー、裕福な旅行者などが、仕事や娯楽目的で宇宙を旅することのできる、新たな商用宇宙旅行の提供を計画している。
The New York Timesは2018年、宇宙旅行の料金は、15週間の訓練を含めて1人あたり5500万ドル(約57億円)になると報じていた。
NASAは2020年1月、Axiomによって提供される貸し出し用の個室をISSにドッキングすることを明らかにしていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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