プラザクリエイト、Zoomと共同企画したオンライン会議向け個室ブース「One-Bo」発表

 DPEショップ「パレットプラザ」「55ステーション」などを展開しているプラザクリエイトは1月26日、Zoom日本法人であるZVC Japan(Zoom)と共同で企画したパーソナル・ミーティング・ボックス「One-Bo(ワンボ)」を発表。同日から販売を開始した。同社が証明写真ボックス事業で培ったノウハウを活用したものとしている。

パーソナル・ミーティング・ボックス「One-Bo(ワンボ)」
パーソナル・ミーティング・ボックス「One-Bo(ワンボ)」

 One-Boは、オンラインでの会議やコミュニケーションを快適に行えるよう設計された個室タイプのブース。1m×1mサイズの「One-Bo 1.00」と、1.2m×1.2mサイズの「One-Bo 1.20」の2タイプで展開。想定販売価格は、One-Bo 1.00が49万8000円(税別)で、One-Bo 1.20が54万8000 円(税別)(ともに設置料は別)。

 高演色LEDライトによる照明や、気になる視線をシャットアウトできる、一瞬でスモークのON・OFFを切り替えられるスマートガラス、約2分でボックス内の空気を循環させる換気ファン、USB付きコンセント、収納棚などを標準装備。オプションとしてスプリンクラーや壁面ラッピング、ドア面カッティングシート、One-Bo 1.00用ハイチェアも用意している。

内観
内観
設置イメージ
設置イメージ
ラッピングを活用した設置イメージ
壁面ラッピングを活用した設置イメージ

 One-Boについて同社では、証明写真ボックス事業で培ったノウハウを活用することで、高機能かつ短納期での導入を可能としながら、1人用会議室や既存製品の平均導入費用に比べ、導入しやすい価格設定を特徴としている。

 また、ビデオコミュニケーションプラットフォーム「Zoom ミーティング」を搭載した「One-Bo」×Zoomモデルを開発。同様に、ミーティング時のアイデア発想支援ツール「Inspiration Wall(インスピレーション・ウォール)」を搭載できる「One-Bo」×IWモデルも開発中としている。

 同社では、新型コロナウイルスの影響を受けている情勢のなか、オンライン会議が急速に普及していること、その一方で、これまでにない新たな課題・リスクも生じているという。同社が2020年12月に20~50代のビジネスパーソンを対象に実施した「オンライン会議の実態調査」において、イヤホンをして会議を行う際に、自分自身の声の大きさの加減が難しくなってしまい、無意識のうちに声が大きくなって周囲に迷惑をかけてしまう“イヤホンボイス公害”や、会議室が不足している“会議室難民”、カフェなどでリモートワークをしている際、音声やPCの画面などを通じて、業務にまつわる情報を悪意なく漏洩してしまう“リモート漏洩”というべき状況があると指摘。こうした新たな課題やセキュリティリスク、現場に眠るニーズを解決に向けて開発したとしている。

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