L is Bは1月8日、問い合わせ対応業務を自動化するサービス「AI-FAQボット」において、チャットで質問してそのまま申し込みができる受付機能を追加したと発表した。
AI-FAQボットは、チャットボットと会話するだけで求める回答を得られる独自AIエンジン搭載のFAQソリューション。24時間365日稼働するAI-FAQボットの自動回答により、担当者の業務負担を軽減するだけでなく、利用者は任意のタイミングで問い合わせられるため、生産性と同時に利便性も向上できることが特徴だ。
今回新たに追加した受付機能は、利用者がチャットボットとの会話で問題解決した後、そのまま申し込みができる機能。従来、申し込みや申請に誘導する際は、チャットボットに申し込みフォームなどの外部URLを登録することで利用者へと案内してきたが、受付機能により、チャットボットと会話をするだけで画面遷移せず、申し込みが完了できるようになった。
受付内容の設定は、FAQの設定と同様に、Excelに設問内容を入力し、AI-FAQボットの管理画面に登録するだけ。利用者から入力されたデータは自動で蓄積され、管理画面からcsvデータとしてダウンロードすることも可能。チャットボットによる受付機能単体でも利用でき、申し込みや申請受付をユーザーフレンドリーにカスタマイズすることもできるという。
たとえば、これまでのチャットボットだと、住民から粗大ごみの出し方(収集日、処理料金)といった質問には回答できたが、実際にごみ処理を実施するには、ごみ回収申し込みまでの対応が必要だった。このような場合、問い合わせ対応にとどまらず、申し込みや申請完了までチャットボットで対応できれば、さらに業務の効率化を図ることが可能となる。
同社では、AI-FAQボットを利用する官公庁や地方自治体、企業から「問い合わせ時に申し込み受付まで対応したい」という要望が多く届いたことから、受付機能を標準機能として提供することにしたという。すでにAI-FAQボットを利用していれば無料で使用できる。
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