中国の新興企業である拜騰汽車(BYTON)は現地時間1月4日、同社初の電気自動車(EV)である「M-Byte」の生産を実現させるべく、電子機器製造大手の鴻海科技集団(Foxconn)と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
BYTONが大きな注目を集めるのは2018年以来のことだ。同社はCES 2018で、48インチの大型ディスプレイを内装するなどハイテク満載の電動SUVのプロトタイプを発表した。その1年後のフランクフルトモーターショーで初披露した量産用の車は、テクノロジーを駆使すると約束したコンセプトを概ね踏襲していた。BYTONは、2020年に中国市場向けに初めてSUVタイプのM-Byteを供給開始すると約束していたが、その時期は過ぎており、今後は2022年に最初のSUVを投入する計画だという。
Foxconnは多大な恩恵をもたらしてくれそうだ。BYTONによると、「iPhone」の生産で最もよく知られるFoxconnは、製造技術の専門知識やその他の「産業リソース」をSUV型M-Byteの実現に活用することになるという。Foxconnは過去に、独自のEVプラットフォーム計画を発表しているため、両社の間には単なるクライアントとサプライヤーの提携関係にとどまらない関係が生まれる可能性もある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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