出前サービス「出前館」を運営する出前館は12月25日、シェアリングデリバリーにおける配達代行手数料の引き下げをはじめとした、新料率プランの提供を2021年1月1日から開始すると発表した。
同社のシェアリングデリバリーは、配達機能を持たない飲食店でも出前館が構築した配達代行機能を加盟飲食店舗でシェアすることにより、出前が可能になるサービス。2017年より本格的に開始し、現在、関東・関西を中心に1都1道2府28県にて展開している。
同社は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で飲食店や飲食事業が苦境に直面したことから、5月よりシェアリングデリバリー(配達代行事業)における手数料の助成を開始。また、10月末までとしていた手数料の助成も、感染拡大の状況を踏まえ12月末まで延長している。
今回、未だ収束の目途が立たない新型コロナウイルス感染症の状況や、新しい生活様式におけるデリバリーの需要を考慮し、配達代行手数料を30%から25%へと引き下げることになった。また、初期制作費用を無料とする恒常的なプランを新たに設定し、2021年1月1日より提供を開始する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」