ベンチャーキャピタルのスクラムベンチャーズは12月16日、グローバル・オープンイノベーション・プログラム「Food Tech Studio - Bites!」において、新たな企業や自治体パートナーの参画、スタートアップの早期採択について発表した。
スクラムベンチャーズでは、9月30日の同プログラム開始以降、日本の食産業を代表するパートナー企業と世界中のスタートアップと共に、「新 “食” 産業」の創出を目指した議論を進めてきたという。
今回、新たにフジッコ、ハウス食品グループ本社、カゴメ、東京ガスの4社がパートナー企業として参画を決定。食品業界の元祖イノベーター企業が計10社参画し、一体となり世界中のスタートアップとの新たなフードテックの共創を推進するという。
さらに、東京ガスの参画により、インフラや調理テクノロジーの面からもイノベーション創出を目指す。
また、保有するネットワークやアセットを提供する戦略パートナーとして、日立グローバルライフソリューションズ、東日本旅客鉄道/東京感動線、オレンジページも参画。いずれも家電のIoT化の推進、リアルな共創の場としてのフードラボの活用といった視点から、同プログラムの価値向上に貢献していくという。なお、専門的な知見やネットワークを有するメンターのネットワークも現時点で20名を超える専門家がサポートする。
同プログラムでは、本年9月30日の応募開始以降、国内外のスタートアップから積極的な応募を受付けてきたが、プロジェクト運営を加速・深化するため、特に優れた20社(5カ国、9カテゴリ)を早期採択した。
早期採択の後、12月末までの選考期間を経て、最終的に採択スタートアップ(パーティシパント/全体で70社程度)の全体像を発表する予定としている。
今回早期採択された企業は、myAir、CANEAT、Allergy Amulet、MiL、Sun Coast Naturals、Turtle Tree Labs、Kuleana、COMP、New Age Meats、Ukko、Rebound Technologies、Kiwibot、ギフモ、FOODCODE、Drop Kitchen / Adaptics、MoBiol Holdings、Mi Terro、Flourring、エクサウィザーズとなる。
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