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スマート鏡で自宅を本格ジムに--バチェロレッテ黄皓氏が仕掛ける「MIRROR FIT.」の全貌 - (page 3)

藤井涼 (編集部) 坂本純子 (編集部) 日沼諭史2020年12月26日 09時00分
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朝起きてすぐに使える、習慣化が可能な仕組み

——MIRROR FIT.ではどのようなコンテンツが利用できるのか、教えていただけますか。

 まずトップ画面にある特集やカテゴリーから、鏡を直接タッチ操作して選びます。特集には「クリスマスにまだ間に合う二の腕シェイプアップ」みたいなレッスンがあったりしますね。筋力トレーニング、ダンス、ヨガや、変わり種としては座禅なんかも用意しています。

中には座禅に取り組めるプログラムも
中には座禅に取り組めるプログラムも

 それぞれに、おおよそ5分、15分、30分、45分、60分間の長さのコンテンツがあって、運動強度の高いものは時間が短く、強度の低いものは長いといった感じです。今日はどのトレーニングをしようかなと思ったときに、自分のやりたいことをその場で選んで始められます。

 スタートすると、トレーナーが鏡の中に映り込んで、言葉や身体の動きで指示してくれます。YouTubeなどの動画や、スマートフォンのカメラを使った仕組みと違うところは、自分が正しく動けているか鏡に反射してわかることと、そのすぐ近くにトレーナーの姿が見えること。あとは立ち上がったときに自分の姿が見切れたりしない、ということです。

 鏡を見ながらトレーナーと同じ動きができるし、専用の心拍計を使えば自分の心拍数も見られます。下の方にあるタッチ式のセンサーボタンに軽く触れれば一瞬で普通の鏡に切り替わりますので、トレーニングが終わった後は身だしなみを整えるのにも使えます。この反応の良さもポイントですね。

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切り替えスイッチで素早く鏡に切り替わる。もう一度押すと一瞬で画面が表示される

——デバイスとしてはかなり大きめの姿見という感じがします。

 このデモ機は高さが170cm、重量は28kgありますが、実際に製品化するものはこれよりやや低い140cmになります。その分、もっと床に近いところまで鏡が伸びますので、より全身を映しやすくなるはずです。カメラも内蔵していて、トレーナーがこちらの姿を確認できるだけでなく、いずれはAIでユーザーの姿勢をチェックして、正しい角度で腕や脚を上げているか、といった判定もできるようにする予定です。

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 人をやる気にさせるという意味ではジムのパーソナルトレーニングもいいのですが、僕はどちらかというと習慣化に重きを置いています。スタートするのに時間がかかるものは結局使わなくなりますので、こういう鏡型のデバイスで、朝起きて、すぐに始めてトレーナーが教えてくれる、というのが最適だと思うんです。

——トレーナーとのマッチング機能についても詳しく教えてください。トレーナーにはどういう方を選ばれているのでしょうか。

 大勢のトレーナーの方が登録されていて、得意な種目、その人の自己紹介データ、対応できるスケジュールなどの条件が表示され、それを見ながら選んでいただきます。内蔵のカメラとスピーカーも活用して、一緒にグループトレーニングをしたり、マンツーマンレッスンをしたりできます。トレーナーとしてはカメラを通して姿が見えるので指導しやすいし、ユーザーは出かけなくても自宅で好きなパーソナルトレーニングができるわけです。

 トレーナーは、ルックスのいい先生、実績がある先生、有名なアイドルのバックダンサーだった人、モデルをしていたトレーナーの方などですね。有名なトレーナーの方とも今後コラボレーションしていきます。100人近くの方とコンタクトをとっているところです。

 有名な先生だから受けてみたい、と思う方もいるかもしれませんが、もっと大事なのは自分と相性の合う先生を見つけられることです。ジムのパーソナルトレーニングの一番の問題は、先生との相性が合わなかったら不幸だということ。でも、MIRROR FIT.なら選べます。自分に合う人と出会うまで探し続けられるんです。女性は男性のトレーナーでも怖くないですよね。

——料金プランも気になります。どのような立て付けになっていますか。

 入会金・配送料が3万円(事前登録で無料)、ミラー本体の料金とサービス利用料は24カ月目まで月々1万2980円で、25カ月目以降はサービス利用料のみの5980円となります。ミラー本体を買い切っていただくパターンでは、最初に本体料金14万9800円をお支払いいただければ、あとは月々のサービス利用料は5980円のみです。それ以外に3人まで利用できる割安なファミリー会員のプランも用意しています。

——トレーニングやエステのようなもの以外には、今後どのようなコンテンツが追加されていくでしょうか。

 オンラインストアとの連携も考えています。たとえば、自分の体の正確な3Dデータをこの中にアバターとして作って、大手ファッションECサイトが取り扱っている洋服のサイズデータを使ってフィッティングできる機能ですね。首元がきつかったらそこが赤く表示されて、緩いところは青く表示されるみたいな。

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 そうすると、もはやこれは単なる鏡じゃなくなるんですよね。サイネージ広告が自宅にあるようなイメージです。ユーザーに同意していただければ、個人の目標やモチベーション、どんなトレーニングをしたか、といったデータからライフスタイルも見えるようになります。それに適したサプリやシャンプーの広告を表示したりできる。圧倒的に広告価値の高いプラットフォームにもなると思います。

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