チケット制ライブ配信のTHECOO、音楽ライブ配信専用スタジオを2021年3月にオープン

 会員制のファンコミュニティを開設できる「Fanicon(ファニコン)」や、チケット制ライブ配信サービス「Fanistream(ファニストリーム)」を運営するTHECOOは12月16日、音楽ライブ配信専用のスタジオを2021年3月にオープンすると発表した。

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2021年3月にオープン予定の音楽ライブ配信専用スタジオ

 このスタジオは、東京都新宿区にある「スタジオグリーンバード」の跡地を利用するもので、同社が培ってきたエンタメテクノロジーにおけるライブ配信サービスの実績・ノウハウを集結して、4面(W9000×D4000mm×H4000mm)に設置された大型LEDパネルや特殊照明、最新の音響機器の設備など備えるという。

 スタジオグリーンバードは、ストレイテナーなど著名なアーティストにゆかりのあるレコーディングスタジオで、2020年3月に閉店した。同社では同時期に、新型コロナウイルス感染拡大の影響で活動を自粛しているアーティストを応援するため、チケット制ライブ配信サービスのFanistreamを開始。「#ライブを止めるな!」というプロジェクトで、多くのアーティストのライブ活動を支援してきた。

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 そのなかで、オンラインライブにおいて現場スタッフの人件費、演出や音質のクオリティを維持することの難しさなど課題を実感。同社の培ってきたテクノロジーを生かして、アーティストのライブパフォーマンスをさらにサポートしたいと考え、ライブ配信専用スタジオの建設を決定したという。

 今回オープンするライブ配信専用スタジオは、音楽プロデューサーの今井了介氏をスーパーバイザーに迎え、「ローコストでハイクオリティな配信を、手軽に。」をコンセプトとしたハイスペックなスタジオになるという。2020年11月より建設着工しており、2021年3月のオープンする。

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