LINEは12月8日、「LINE」アプリ全体のUIデザインをリニューアルしたと発表した。この新バージョン(10.21.0以上)は、Android端末向けに順次リリースしており、近日中にiOS向けのリリースも開始する予定。
同社は2011年6月にLINEの提供を開始し、サービス開始から10年目を迎える。今回のデザインリニューアルはアプリ全体におよび、10年間では最も大規模なリニューアルになるという。
デザインリニューアルのテーマは「Simple, Wide and Bright」。アプリ全体を通して一貫した心地良い体験を提供できるように、シンプルさを追求したという。加えて、アプリ全体の配色、アイコン、フォントやレイアウトなど、すべてのデザイン要素を見直しており、画面上部のヘッダーはネイビーを廃止し、シンボリックカラーであるグリーンの明度を上げている。
たとえば、ホームタブでは自分のプロフィール情報が上部に表示され、各サービスやおすすめコンテンツへアクセスがしやすくなっている。また、iOS版では設定アイコンが画面左上から右上へと変更になる。
トークタブでは、各トークの表示サイズを改善。友だち名・グループ名・公式アカウント名も太字で表示されるようになった。iOS版では、トークの並び順を変更する「トーク」のメニューが上部中央から左上に変更になったほか、トークリストの削除・非表示を行う「編集」が、画面左上から右上に変更された。
ニュースタブでは、画像のデザインを変更ししたことで、よりシンプルで統一された世界観で情報取得が可能となった。なお、iOS版はニュースの各メニューを開くアイコン「≡」が画面左上から右上に変更されている。
このほか、トーク画面やウォレットタブ、タイムラインタブでは、各要素のフォントデザインやサイズ調整、画面上部のネイビーを廃止したことで、よりひとつひとつのコンテンツが際立つようになったという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」