OPPOは12月2日、Qualcommの新型SoC「Qualcomm Snapdragon 888 5G」を搭載した次世代の「OPPO Find X」シリーズを2021年の第1四半期にリリースすると発表した。
Qualcomm Snapdragon 888 5Gは、5nmプロセスで製造され、QualcommのSnapdragon X60 5Gモデムおよび、無線周波数システムと統合している。同社では、Snapdragon 888 5Gの採用により、5G、イメージング、AIエクスペリエンスを改善するほか、同社のAndroidベースの「Full-Path Color Management System」の採用により、カメラとディスプレイを強化するという。
また、同社とQualcommは、定期的に世界各国の主な事業者と5Gネットワークの共同テストに参加。2019年12月には、Ericsson、Qualcomm Technologies、Telecom、Telstraと、業界初のDSS(Dynamic Spectrum Sharing)データビデオコールを実現するために協力。2020年7月には、Qualcomm Technologies、Ericsson、Vodafoneとともに、イギリス国内初の5G standalone(SA)networkネットワークの小規模商用トライアルを完了させている。
現在は、世界中の70以上の主な事業者とパートナーを提携。40以上の事業者と5Gの協力関係を築き、ヨーロッパ・日本・ラテンアメリカなどの市場でビジネスを展開。今後、同社はQualcommを始めとするグローバルテクノロジーパートナーと協力し、世界での5G展開と普及を加速させるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス