Facebookが発行に向けて主導する仮想通貨が米国時間12月1日、「Libra」から「Diem」に改称された。このプロジェクトは縮小を続けながらも規制当局の承認を得ようとしており、今回の動きは「組織の独立性」の強化を目指すものだという。
管理団体のLibra協会はプレスリリースで、仮想通貨と同団体に今後、Diemの名称を使用すると発表した。Diemはラテン語で「day(日)」を意味する。Diem協会の責任者であるStuart Levey氏はこの新名称について、「プロジェクトの成熟度と独立性の高まり」を反映していると述べた。
Financial Timesは11月27日、同プロジェクトによる仮想通貨が2021年1月にも発行される可能性があると報じた。すでに当初の計画を縮小しているが、さらに限定された形になる可能性が高いという。主要な通貨に裏付けられた複数の単一通貨のステーブルコインという案に代わり、米ドルと1対1で連動させる可能性が高いと同紙は報じた。ステーブルコインとは、市場価値をドルなど外部の基準に連動させる仮想通貨だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果