マイクロソフト「Teams」、デスクトップとウェブアプリに個人向け機能--プレビューで

Mary Jo Foley (ZDNET.com) 翻訳校正: Crowd Power Partners2020年11月20日 17時25分

 Microsoftは2020年に入り、「Teams」の個人向け機能のプレビューを「iOS」と「Android」向けに提供開始している。同社は米国時間11月19日、Teamsモバイルアプリの新たな個人向け機能のプレビューを発表した。また、Teamsのコンシューマー向け機能をPCとブラウザーにも展開するとしている。

Microsoft Teams
提供:Microsoft

 Teamsのデスクトップとウェブ用アプリのプレビューで、以下の機能を利用できるようになった。

  • 最大250人とのグループチャットの作成。
  • スマートフォンからPCに既存のチャットをシームレスに同期し、好みのデバイスで会話を継続。
  • 無料で1日中友人や家族とビデオや音声通話で会話。
  • Teamsアプリを利用してない人にも、ビデオ会議の招待を共有。
  • 「Gallery」ビューや「Together」モードで、最大49人を1つのフレームに表示。
  • どの個人チャット、グループチャットからでも自身のPCから写真やビデオをアップロード、共有。

 Teamsの新規ユーザーは、デスクトップ用アプリをダウンロードし、Microsoftの個人用アカウントにサインイン、または新たにアカウントを作成すれば、これらの機能を利用できる。仕事でTeamsを利用しているユーザーは、既存のアカウントに個人用アカウントを追加することもできる(Microsoftはこのオプションを「徐々に」既存の商用顧客のアカウントにロールアウトしていると述べている)。ブラウザーでコンシューマー向け機能を使用するには、Teamsのサイトでサインインするか、新しくアカウントを作成すればよい。

 またMicrosoftは、既存のTeamsモバイルアプリに、さらなるコンシューマー向け機能のプレビューを追加すると発表した。iOSとAndroidのアプリで、Teamsをスマートフォンにインストールしていない連絡先とチャットできるようになる。連絡先の名前または電話番号を入力するだけでグループチャットに追加し、Teamsを利用していない人もSMSで受信やグループへの送信が可能になる。この機能は米国とカナダのユーザーがプレビューで利用できるようになっている。さらに、自分の居場所について最新の情報をアラートで知らせる新しい位置情報機能も追加される。

 このほかの新たなモバイルの新機能は以下の通り。Microsoftによると、これらの機能は段階的に提供が開始されており、「数週間以内」にiOSとAndroidで完全にプレビュー利用が可能になる。

  • チャットからデバイスのカレンダーにグループイベントを追加
  • アクティビティフィードで最新のタスクや位置情報を取得
  • 個人の「Safe」に写真を追加

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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