2013~2014年にリリースされた「MacBook Pro」を所有する複数のユーザーから、最新OS「macOS Big Sur」をインストールしたところ自分のMacが動かなくなったなどとする報告が出されている。
Appleは先週、同社初のArmベースの「Appleシリコン」SoCである「M1」とともに、macOS Big Surをリリースした。M1は、新しい「MacBook Air」、13インチのMacBook Pro、そして「Mac mini」に搭載されている。
このmacOS Big Surについて、リリース直後に同OSをインストールした一部のユーザーのMacBook Proに深刻な問題が発生している。
Appleのユーザーフォーラムには、「今日、Big Surアップデートを見つけて、『今すぐアップデートする』をクリックした」とする15インチのMacBook Proユーザーの投稿がある。
「ダウンロードが問題なく完了して、すべての項目を選択して次に進んだ。しばらく時間がかかるというので、コンピューターから離れた。戻ってくると画面が真っ黒になっていた。ステータスバーも何も表示されないが、LEDが点灯しているのは確認できた。何も起動しないので、最後は電源ボタンを長押しして強制的にシャットダウンした」(同投稿)
その後、このユーザーのMacBookは再起動しなかった。同ユーザーは、SMCやPRAMのリセット、shiftキーやoptionキーの長押し、リカバリーモードなど、いくつかのキーコンビネーションを試してみたものの、それでも問題は解決しなかったと記している。
そのほか、MacRumorsの読者フォーラムやRedditでも、2013~2014年モデルのMacBook Proを所有するユーザーから同様の問題を報告する投稿が見つかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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