ソースネクストは11月11日、AI通訳機「POCKETALK W」「POCKETALK S」「POCKETALK S Plus」向けに、新たな言語への対応や新機能などを追加する、最新のソフトウェアを11月11日より順次配信すると発表した。
POCKETALKは、互いの言葉を話せない人同士が自国語のままで対話できるAI通訳機。クラウド上の最新最適なエンジンとAIを使った翻訳精度の高さが特徴で、Wi-Fiのない所でも世界137の国と地域で、そのまま使えるモバイル通信機能(2年間契約不要、通信料なし)を内蔵する。
11月中には、対応言語の拡大アップデータとして、音声とテキストに翻訳3言語(アルバニア語・ボスニア語・マケドニア語)を追加するほか、テキストのみに翻訳4言語(ウズベク語・エストニア語・パンジャーブ語・モンゴル語)を追加する。これにより、58言語を音声・テキストに翻訳し、24言語をテキストのみに翻訳できるようになる。
加えて、翻訳エンジンの一部に「DeepL翻訳」を採用。一部の言語において、以前に比べて翻訳精度が向上するという。
また、対応言語に「英語(ゆっくり)」を追加。翻訳先の言語を「英語(ゆっくり)」に設定することで、ゆっくり英語が発話され、リスニング練習をする際など、より聞きやすくなった。
同アップデータでは、連続待受時間も改善される。ポケトーク Sでは約2.5日から約6日、ポケトーク S Plusでは約3日から約9日と、これまでの2〜3倍に向上した。
12月には、翻訳方向補正機能や発音練習機能の追加を予定。2021年2月には、ハンズフリー翻訳機能(β版)の公開を予定している。
また同日、ソースネクストは文字になるAIボイスレコーダー「AutoMemo」とAIボイス筆談機「タブレットmimi」も発表している。
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