マイクロソフト、「Edge」の起動を速くする新機能をテスト中

Owen Hughes (ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2020年10月29日 14時42分

 Microsoftは、「Windows」版「Edge」ブラウザーで起動時間を短縮する新機能をテストしていることを明らかにした。

 この新機能「startup boost」(スタートアップブースト)は、Edgeが起動していない時にバックグラウンドで一連のプロセスを開始する。これにより、タスクバーやデスクトップ、他のアプリ内のハイパーリンクからEdgeを呼び出す際に、素早く起動できる。

 バックグラウンドでのEdgeのプロセスを開始する優先度は低いため、デバイスのメモリーリソースに与える影響を最小限に抑えながら、Edgeを待ち受け状態にできる。

 この機能はEdge 88でテスト中であり、ユーザー側で有効または無効を選択できる。

 幅広いWindowsデバイスで提供される予定だが、Microsoftは、Tech Communityのページで、startup boost機能による「予想されたプラス効果が見られない」デバイスは対象外にする可能性もあるとしている。

 Microsoftは、Googleの「Chrome」一強状態に挑戦しようとする中で、新しい改良版Edgeに着々と機能を投入してきた。EdgeとChromeは、いずれも同じオープンソースの「Chromium」プラットフォームをベースとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]