Appleは米国時間10月13日、4機種の新型iPhone(「iPhone 12」「iPhone 12 mini」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」)を発表した。いずれも5Gに対応している。新機種の予約受付はホリデーシーズンを待たずに間もなく始まるが、既に専門家は旧機種からの乗り換え需要が大きなものになると予測している。
新機種の発売に合わせて、Appleは米国で22日から期間限定で、一部製品の購入者に対してゲームストリーミングサービス「Apple Arcade」の3カ月間無料トライアルを提供する(日本での状況は不明)。対象商品は新しい「iPhone」「iPad」「iPod touch」「Apple TV」「Mac」だ。無料トライアルを利用するには、デバイスのアクティベーションから3カ月以内にサブスクリプションに登録する必要がある。
現状、Apple Arcadeは人気を獲得するのにてこずっており、ゲーム界のメインストリームにはなれていない。しかし、5Gの登場とiPhone 12シリーズに搭載される「A14 Bionic」チップが起爆剤になる可能性がある。13日の発表会の中で、Riot Gamesは人気ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」シリーズの新作、モバイル版の「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」をiOS向けに配信すると発表した。iPhone 12の性能により、プレイヤーは流れるようなゲームプレイを楽しめるという。同じことはApple Arcadeのゲームについてもいえるかもしれない。iPhone 12の処理能力により、11月12日に配信が始まる「The Pathless」のように、大型ゲームが新たにApple Arcadeで配信されるようになるかもしれない。
米CNETはAppleに追加の情報を求めているが、回答は得られていない。
Apple Arcadeがサービスを開始してからまだ1年余りだが、多様なジャンルにまたがる130以上のゲームタイトルが収録されるまでになった。発表された大型タイトルの中には、まだ配信されていないものがいくつかあるが、9月に配信されたiOS14では、配信間近のゲームのプレビューをチェックすることができるようになった。加えて、Appleの複数のサブスクリプションサービスをバンドル化した「Apple One」がこの秋から提供される。Apple OneではApple Arcadeとともに、Appleが拡充を続けている各種のサービスを利用することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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