セガは10月、最新プリクラ機「fiz(フィズ)」の稼働を順次全国で開始した。これにより同社は、約20年ぶりにプリントシール機市場に再参入することになる。
1995年に業界初のプリントシール機として「プリント倶楽部」が誕生。同社によると、稼働から約2年後の1997年6月末時点では、累計出荷台数約2万2000台を記録したという。
なお「プリクラの愛称は、プリントシール機の代名詞となり、アミューズメント施設の一角を成すジャンルとして定着。その後、他社からも同種の機種が発表され、メイク機能やスマートフォンとの連携など、現在もさまざまな進化を続けている。
fizは、プリクラ特有の「盛れた」状態で秒間30フレームのなめらかな動画が撮れる「モーメント」をはじめ、専用アプリのカメラをかざすとシールの画像が動き出すARプリクラといった、業界初の新機能を多数搭載。
また、スタジオのように明るく、23.8インチの大画面2枚が設置された撮影ブース、32インチのらくがきブースで構成されている。
さらに、プリクラと同時に撮れる3秒動画「モーメント」にも対応する。
撮影したデータはプリントするだけでなく、連動アプリ「プリクラON」を利用すれば、受付でQR会員証をかざすだけで、撮影データのダウンロードが可能。1プレイで受け取れるデータは、最大12枚(プリクラ6枚、モーメント6枚)。プリクラとセットでモーメントのデータもダウンロードできるようになっている。
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