セガ、約20年ぶりにプリントシール市場へ再参入--ARプリクラなどの機能も

 セガは7月7日、最新プリクラ機「fiz」(フィズ)を2020年秋に発売すると発表した。

「fiz」筐体イメージ
「fiz」筐体イメージ

 セガグループのアトラスは、1995年にプリントシール機「プリント倶楽部」をリリースし、一世を風靡。セガがプリントシール市場に参入するのは約20年ぶりとなる。2020年がプリント倶楽部が誕生して25周年にあたることもあり、セガではfizの投入により、令和におけるプリクラ文化の拡大を図るとともに、新たなプリクラ体験を提供すると意気込む。

 特徴は通常の撮影と同時に撮れる3秒動画「モーメント」。明るい照明環境と23.8インチの大画面を2枚設置した撮影ブース、32インチのらくがきブースといった筐体により、より遊びやすく、より盛りやすい環境で撮影ができるとうたう。

 受付でQR会員証をかざすだけで、メールアドレスを入力しなくても撮影データをダウンロードできる連動アプリ「プリクラON」や、事前に設定することで照明やBGM、画面を変化させたサプライズ演出を発動できる「プリもっと」、シールが動き出すARプリクラなどといった機能や仕様を多数実装しているという。料金は1プレイにつき400円。

 なお、7月10日からラウンドワン横浜駅西口店、ゲーム キングジョイを皮切りに、全国で期間限定の先行リリースも実施する。

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