Microsoftは米国時間10月5日、検索プラットフォーム「Bing」をリブランディングし、「Microsoft Bing」という名称にすると発表した。
同社はこれを「シフト」と表現しており、Microsoft Bingは「Microsoftの製品ファミリーを横断した検索エクスペリエンスの継続的な統合」を反映するとしている。
このリブランディングは、「Give with Bing」(Bingで寄付)というMicrosoftの取り組みについて説明されたブログ記事で発表された。Microsoftはユーザーが「検索するだけで違いをもたらす」ことを可能にするGive with Bingイニシアティブを拡充したという。
ブログでは、「われわれは、検索シナリオの拡充に向けたコミットメントにとどまらず、ユーザーが毎日行う検索でより大きな価値を手にできる、そして手にすべきだと確信している」と説明されている。
Microsoftは「Give with Bingは、『Microsoft Rewards』を拡張したものだ。Microsoft RewardsによってMicrosoft Bingで検索を実行するだけでポイントを獲得できる」としている。Give with Bingによって獲得したポイントを、ユーザーが選択した団体などに自動的に寄付できるという。
同社は、Give with Bingの対象となる非営利団体の数を増やした結果、世界各地の140万を超える団体が対象になったと述べた。同社は、Give with Bingを通じて団体に寄付されたポイントと同じだけのポイントを寄付するという取り組みを2020年12月31日まで実施するとしている。
同社によると、これまでユーザーがGive with Bingを通じて寄付したポイントは、金額にして100万ドル(約1億500万円)を超えているという。
Give with Bingは5日より、米国のほか、英国、カナダ、オーストラリア、フランス、イタリア、ドイツ、スペインで利用可能になっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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