FacebookがユーザーをFacebookグループに呼び込むための取り組みを強化している。新型コロナウイルスの世界的流行が続く中、グループに参加すればオンラインで集まって特定の話題について会話することができ、隔離された状態を克服する1つの手段となる。
同社は米国時間10月1日、グループでチャットをしやすくする新機能を発表した。Facebookグループの管理者はQ&Aセッションを開催したり、新機能「Prompts」を使って特定の話題に関する写真を共有し、メンバーの回答をスワイプ操作で閲覧したりできるようになる。また、特定のキーワードを含む投稿や、長期間グループに参加していなかったメンバーからの投稿を拒否することも可能になる。
Facebookは、ユーザーが同ソーシャルネットワークの内外で公開グループを見つけるための手段もテストする。ニュースフィードや、Facebook外部の場所(検索結果など)に、公開グループのディスカッションを表示するという。
最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は1日、同社の「Communities Summit」で、「新型コロナウイルス感染症により、これまでよりもはるかに多くのコミュニティーがオンラインに移行し、われわれの多くにとってFacebookグループは、支援を探したり、情報を共有したり、あるいはただ楽しみを見つけるための重要な空間となっている」と語った。同サミットはFacebook上でライブ配信され、基調講演の視聴者数は一時2万6000人を超えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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