福岡市、市役所の行政手続きをハンコレス化--市単独で見直しできる3800種類全てで

 福岡市は9月28日、市へ提出する申請書などの押印義務を、国や県の法令で押印が義務付けされたものを除き、9月末ですべて廃止すると発表した。

市が単独で見直しが可能な約3800種類を対象に、ハンコレスを実施
市が単独で見直しが可能な約3800種類を対象に、ハンコレスを実施

 市では申請の際の市民の負担を軽減するとともに、行政手続きのオンライン化を推進しやすい環境を作るため、市へ提出される申請書などの押印義務づけを廃止する「ハンコレス」の取り組みを進めてきたという。

 市に提出される申請書など約4700種類のうち、国や県の法令で押印が義務付けされた900種類を除き、市が単独で見直しが可能な約3800種類を対象に取り組みを進め、当初2021年3月末の達成目標だったところを前倒ししてハンコレスが完了したとしている。

押印義務廃止件数の推移と取り組み事例
押印義務廃止件数の推移と取り組み事例

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]