農林水産省は、フードテック分野における官民連携を推進するため、10月2日に「フードテック官民協議会」を設立し、第1回官民協議会を開催する。本協議会は非公開。
農林水産省は、食品企業、ベンチャー企業、関係省庁、研究機関等の関係者で構成する「フードテック研究会」を4月に立ち上げ、7月に中間とりまとめを公表(PDF)した。
この中間とりまとめを踏まえ、食・農林水産業の発展と食料安全保障の強化に資する資源循環型の食料供給システムの構築や、高い食のQOLを実現する新興技術の基盤を国内で確保するため、協調領域の課題解決の促進や新市場の開拓を後押しする官民連携の取組を推進する「フードテック官民協議会」を設置することにしたという。
協調領域の課題解決に向けて議論・提言を行う作業部会や、フードテック振興に関する機運を盛り上げていくための取組を行うコミュニティサークルを設置し、これらを中心として、会員の積極的な参画を得ながら活動していく方針だ。
フードテック官民協議会への入会に関する詳細は、メールにて問い合わせが必要で、9月29日までに申し込みを完了すると、10月2日の第1回協議会に参加できるとしている。また、それ以降の入会も随時受け付ける。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」