Amazon傘下のRingは米国時間9月24日、拡充を進めているスマートホームデバイスの新製品として「Ring Always Home Cam」を発表した。同社の他のホームセキュリティカメラとは違って家の中を飛ぶカメラドローンとなっており、未使用時はドックに格納される。2021年に249ドル(約2万6000円)で発売予定だ。
Ringは、このハードウェアの発表とともに、同社デバイスのセキュリティを高めるための取り組みとして、エンドツーエンド暗号化を有効にする機能を「Ring」アプリの「Control Center」に2020年内に追加することを明らかにした。
Ringによると、Always Home Camはユーザーが設定した経路に沿って飛行し(手動で制御することはできない)、ライブ映像はRingアプリで視聴できる。セキュリティシステム「Ring Alarm」と連動するため、セキュリティシステムをアウェイモードに設定している間に動きが検知された場合は、Always Home Camがドックを離れて家の中を飛び回り、何が起きているかを確認する。
プライバシーに関する点として、Always Home Camのカメラはドック格納時には物理的に遮断され、ドックを離れて飛ぶときにだけ録画するようになっている。飛行して録画している間は、ブーンという音がする。
Always Home Camには「障害物回避技術」も搭載されており、経路を遮る物体があれば避けて飛ぶという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」