台湾のEconomic Daily Newsと米Bloombergの報道によると、任天堂が新型の「Nintendo Switch」を2021年初頭に発売する計画だという。
両媒体の報道には詳細は記されていないものの、任天堂は、この新しいゲーム機でコンピューティング能力と4Kビジュアルを向上させるつもりだとされている。
Nintendo Switchのアップグレード版に関するうわさは、数年前から流れている。しかし、Microsoftの「Xbox Series X」とソニーの「PlayStation 5(PS5)」の発売が差し迫る今、これらの報道が正しい可能性は高い。
任天堂は2019年に、「Nintendo Switch Lite」という、オリジナルのNintendo Switchよりも小さな携帯専用機をリリースしたが、これまで特に携帯ゲーム機については、複数のバージョンをリリースするのが常だった。また同社は、オリジナルのNintendo Switchについても、バッテリー持続時間が長くなったバージョンをひそかに発売したが、これらは新モデルとして宣伝または販売されることはなかった。
最新集計で、Nintendo Switchの販売台数は6000万台を超え、まだ飛ぶように売れている状態にある。そのため、表面的には、任天堂にアップグレード版を発売しなければならないという差し迫った理由はないようにも見える。しかし、このアップグレード版が存在するとすれば、任天堂が「DS」や「3DS」などのゲーム機に対して行ったアップグレードや、「PS4 Pro」や「Xbox One X」などのアップグレードに似たものになる可能性が高い。つまり、ゲーム機本体はほぼ同じものの、既存(そして将来)のゲームをプレイする際の性能が向上したものになるということだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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