Zoomで米国時間8月24日午前にサービス障害が発生し、ミーティングやウェビナーの開始や参加ができないユーザーが一時的に生じる事態となった。また、Zoomのウェブサイトで自分のサービスが管理できない問題や、有料アカウントの登録などができない問題の発生も一部のユーザーから報告されていたが、Zoomではこれらの問題も修正したとしている。
同社のサービス稼働状況を伝えるステータスページには、「ミーティングやウェビナーの開始や参加ができない、または、Zoomのウェブサイトで自分のアカウントの設定が管理できないという、一部のユーザーに発生していた問題を解決した」とする米国太平洋時間午前10時10分付の報告が掲載されている。
Downdetectorの障害マップによると、Zoomの問題に関する最初の報告の大多数が米国東海岸と英国南部から寄せられたものだったという。Zoomは、米国太平洋時間午前6時50分頃に問題に気づき、その約1時間後に修正を提供し始めたとしている。
Zoomの最高経営責任者(CEO)を務めるEric Yuan氏は、Twitterに投稿した声明のなかでこの障害について謝罪している。
「本日、@zoom_usにサービス障害が発生し、多くの顧客に影響を与えた」とYuan氏はツイートした。「皆さんのミーティング、授業、重要なイベントの運営を維持しなければならないという責任がわれわれにあることを認識している。個人的に大変申し訳なく思っており、今後このようなことが生じないように全力を尽くすつもりだ」(Yuan氏)
Today @zoom_us had a service disruption that affected many of our customers. We know the responsibility we have to keep your meetings, classrooms & important events running. I’m personally very sorry & we will all do our best to prevent this from happening in the future.
— Eric S. Yuan (@ericsyuan) August 24, 2020
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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