Googleの親会社であるAlphabetが、複数の企業によるTikTokの買収で少数株式の取得を検討していたと、Bloombergが報じている。
複数の企業がTikTokに出資するためのコンソーシアム設立について協議したが、「この数日で立ち消えになった」という。Alphabetが主導していたわけではなく、同社はTikTokの少数の無議決権株式の取得を検討していたとされる。ただし、将来的に買収案への正式参加を表明する可能性を排除してはいないと、Bloombergは伝えている。
TikTokとGoogleはコメントを控えた。
TikTokの株式を取得すれば若年層にリーチでき、広告収入の増加が見込める。ただし、TikTokの米国事業の買収は、諸刃の剣にもなり得る。ソーシャルネットワークは、言論の自由のバランスを保ちながらコンテンツをどうモデレーションするかなど、さまざまな課題に直面しているからだ。TikTokは21日、ヘイトスピーチを禁止する同社の規則に違反していた動画を、2020年に入って米国で38万件以上削除したことを明らかにしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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