LyftとUber Technologiesは、カリフォルニア州での配車サービス事業を米国時間8月21日深夜に停止することを免れた。州控訴裁判所が両社に対する仮差し止め命令を延期する判断を下した。LyftとUberは、両社にとっておそらく最大の市場である同州で、ドライバーを従業員として再区分することを求める裁判所命令を受けていた。
Lyftは20日、同州での事業停止を以下のようにウェブサイトで予告していた。
「裁判所命令に基づき、カリフォルニア州全域における配車サービス事業を米国太平洋時間8月20日午後11時59分に停止する。これを回避してLyftのサービスを提供し続けるためにできる限りを尽くしたが、当社のビジネスモデルと事業を10日間で全面的に見直すのは不可能だった」
サンフランシスコ上級裁判所のEthan Schulman裁判官は10日、同州でドライバーを従業員として区分するよう両社に求める仮差し止め命令を下した。同判事は、両社に上訴の機会を与えるため、命令の執行に10日間の猶予を設けており、両社は上訴する意向を明らかにしていた。
UberとLyftは5月、ドライバーを独立契約業者として区分することにより、「カリフォルニア州の数千人もの労働者を不当に利用」しており、1月に施行されたカリフォルニア州のAB5法に違反しているとして提訴されていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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