トランプ陣営、2016年大統領選でロシアの干渉を積極的に利用か--米上院報告書

Alfred Ng (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2020年08月19日 10時54分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 2016年6月、米民主党全国委員会の関連文書が盗まれて流出してから間もなく、Donald Trump米大統領候補(当時)陣営のある選挙運動員が上層部に対し、選挙規則ではハッキングされてオンラインで公開された資料を陣営が入手することを禁じているかどうかを尋ねた。2016年当時、Trump陣営で政策局長を務めていたJohn Marshburn氏はこう答えた。「問題があるとは思わない。WikiLeaksの資料と同じだ」

US President Donald Trump greets Russian President Vladimir Putin
提供:Mikhail Svetlov/Getty Images

 こうしたやりとりの詳しい様子が米国時間8月18日、2016年米大統領選挙へのロシアの干渉に関する966ページに及ぶ報告書の中で明らかになった。この報告書は米上院諜報活動特別委員会が公表したもので、Trump陣営が民主党の指名候補だったHillary Clinton氏との選挙戦中、ハッキングされた文書を積極的に利用しようとしたことを示唆している。

 報告書では、Trump陣営がロシアのハッカーたちから提供された盗難資料を利用した複数のケースが挙げられている。こうした行為は、データの出所がロシア政府だとして上院諜報活動特別委が警告した後も行われたという。報告書はまた、Trump陣営とWikiLeaksの協力関係も指摘した。WikiLeaksは、ロシアのハッカーらに盗み出された文書の多くを一般に公開した。

 報告書には次のような記載がある。「Trump陣営は、ハッキングおよび流出の活動がロシアによるものだとする見方を公然と非難したほか、自陣営およびWikiLeaksがロシアによる選挙干渉活動を助長させているかどうかにも無関心だった」

President Donald Trump

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]