NTTe-Sportsは、ゲーマー向け総合コミュニケーションプラットフォーム「eXeLAB」(エグゼラボ)を開発したと発表。8月11日から、ウェブならびにスマートフォン向けアプリケーションとして提供を開始する。
同社によると昨今、eスポーツ市場が急速な拡大を見せる一方、eスポーツプレイヤー同士やオーディエンスとのコミュニケーションの場は、既存のSNSや動画配信サービスが主流だという。
従ってプレイヤーは、個々に情報発信などの活動を行い、オーディエンスもまたそれぞれに情報収集を行っている。
このような状況に対応するため、eスポーツに特化したコミュニケーションプラットフォームとしてeXeLABを開発した。同社では、eXeLABによりプレイヤー同士やオーディエンスの快適なコミュニケーションの場を新たに築き、国内外を問わず多くの人にeスポーツの楽しみを提供できるものと考えているという。
eXeLABは、プレイヤー同士のコミュニケーションはもちろん、大会の開催、チームの管理、情報の発信、コーチング、その他さまざまな創作など、ゲーマーを取り巻く多様な活動を支援する機能を実装。ゲームタイトルや目的別のプレイヤー検索や各種活動の募集、チームやサークルといったコミュニティの作成と内部コミュニケーションの促進、大会や交流戦の企画・実施、有料コンテンツ配信やコーチングサポートなどの機能を総合的に提供する。
なお、8月11日の提供開始時は、会員登録、チャット(プレイヤー同士でコミュニケーションできる機能)、コミュニティ(好きなテーマでトピックをたて、他の会員とコミュニケーションが取れる機能)、募集(タイトルや目的、人数を決め、カジュアルに対戦・協力などをプレイヤーを募集できる機能)、大会(トーナメント・シングルエリミネーション形式/バトルロワイヤル形式で大会を管理・運営できる機能)が利用可能。
年度内には、チーム(チームの設立、内部コミュニケーション、活動管理)のほか、チャットの拡張(ボイスチャット、スタンプ)、大会の拡張(各種大会方式や詳細設定、作成・管理サポート)、コミュニティの拡張(ファンクラブ、ファンクラブの収益化)を順次提供する予定。
さらに、有料イベント、コンテンツの配信(映像配信)、チケッティング、投げ銭、コーチング機能、メディア機能なども順次提供していくという。
また、同サービス提供を通じて、オンライン環境でも多様な活動が可能なeスポーツの発展を支援し、ニューノーマル時代における新たな「つながり」の創出に貢献していくとう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」