Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は、Donald Trump米大統領との間に何らかの密約があるとする憶測について、「非常にばかげている」と語った。同氏は米国時間7月20日に公開されたAxiosとのインタビューの中で、そのようなうわさを一蹴し、政治的発言に関するFacebookのポリシーを擁護した。
「その憶測を私も耳にしたので、ここではっきりさせておく。何の取引も存在しない」と、同氏はAxiosに対して語り、「実際、取引という考え方そのものが非常にばかげている」とした。
同氏は、Trump大統領の物議をかもす投稿を放置するという同社の方針を擁護しているとして、批判されている。Facebookをめぐっては、同社のヘイトスピーチ対策が十分でないと主張する市民権団体らが組織した広告ボイコット運動も7月に展開されている。
Zuckerberg氏はTrump大統領と何度か会談したことを認めたが、「国家元首との会談は驚くべきことではなく、会談したからといって何らかの取引があったということにはならない」とAxiosに対して語った。
同氏はTrump大統領と意見が合わない部分もあると話を続けて、例として移民政策や「分断を煽る扇情的な発言」などを挙げたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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