新型コロナウイルス関連

スマホの除菌と充電が同時にできる「スマホ用UVサニタイザー」--コロナ時代にジャストフィット?

 新型コロナウイルスによって、私達の生活は以前と異なるものへと変貌を遂げた。本稿ではいわゆる「新しい生活様式」をサポートしてくれる、便利グッズの数々を紹介する。今回は、スマホの除菌と充電が同時にできる「スマホ用UVサニタイザー」(1万3200円)を紹介しよう。

製品本体。弁当箱のような外観だ
「スマホ用UVサニタイザー」製品本体。弁当箱のような外観だ
付属品。USB Type-Cケーブルのほか、キャリングケース類も付属する
付属品。USB Type-Cケーブルのほか、キャリングケース類も付属する
CDとのサイズ比較。大型スマホも収納できるよう、全長245mm、幅は134mmとボディはかなり大きめ
CDとのサイズ比較。大型スマホも収納できるよう、全長245mm、幅は134mmとボディはかなり大きめ

 外出時に持ち歩く私物のうち、取り出す機会が多い品といえば、財布、家の鍵、そしてスマホだろう。このうちスマホは、外出先だけでなく自宅内でずっと触れていることも多く、こまめに清掃することが求められる。今回の新型コロナウイルス禍を経て、帰宅のたびにアルコールティッシュで消毒するようになったが、どうにも面倒……という人もいるだろう。

 こうした場合に重宝するのが、紫外線を用いたスマホ用の除菌ケースだ。かつてから製品としては存在していたが、今回の新型コロナウイルスを機ににわかに注目を集めるようになり、国内でも取り扱うメーカーが増えつつある。今回紹介するのはCASETiFYが販売している「UV Sanitizer」という製品だ。

 使い方は簡単で、上部のフタを開けて内部のプレート上にスマホを置き、フタを閉じて上面のボタンを長押しすることで、紫外線により除菌が行われる。スマホを載せるプレート部にはスリットが設けられており、そこにスマホを置くと、底面からわずかに浮いた状態になる。この状態で、両サイドに2基ずつ、さらに上面に2基、計6基搭載されたUVランプから紫外線を発し、表裏を同時に除菌する仕組みだ。

内部にはゴム製のプレートが敷かれている。中央がワイヤレス充電器のコイル部になっている
内部にはゴム製のプレートが敷かれている。中央がワイヤレス充電器のコイル部になっている
iPhone 11 Pro Maxを置いたところ。サイズ的には十分な余裕がある
iPhone 11 Pro Maxを置いたところ。サイズ的には十分な余裕がある
本体のアイコンから、ワイヤレスで充電されているのが分かる
本体のアイコンから、ワイヤレスで充電されているのが分かる
上部のボタンを長押しすると除菌が行われる。LEDはその間点滅する仕組みだ。除菌の所用時間は3分と高速なため、常時入れっぱなしにしておく必要はない
上部のボタンを長押しすると除菌が行われる。LEDはその間点滅する仕組みだ。除菌の所用時間は3分と高速なため、常時入れっぱなしにしておく必要はない

 本製品はこの除菌機能に加えて、5Wのワイヤレス充電機能を搭載しており、除菌しながら充電までできる。これにより、帰宅したらスマホを中に入れ、食事中や睡眠中などスマホを使わない時間帯を利用して、除菌と充電がまとめてできるというわけだ。充電機能の存在が、除菌の習慣づけになるというのはなかなか秀逸だ。

 実際に使ってみた限りでは、除菌中は上部のフタを閉じるため、スマホの着信を確認できなくなるのが弱点だ。必要に応じて、スマートウォッチを使うなどして、着信があれば通知を飛ばすなどの対策を施しておくとよいだろう。もっともこの特徴を逆手に取って、スマホの着信が気になって作業に集中できない場合に、それらをブロックする用途で使うのもありだろう。

 ちなみに本製品が搭載するUVランプが発する紫外線は260~280nmという、ウイルスや細菌にもっとも効果があると言われる波長だが、新型コロナウイルスに効くかどうかは未知数であり、メーカーも試験検証できていない点については注意を促している。ただし、これは競合製品も同様なので、そうした意味では最低限、本製品のように国内向けにサポートをしている事業者を選ぶべきだろう。

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