自動車を運転する際のお守りとして、ドライブレコーダーを使う人は多い。道路交通法が改正されて「あおり運転(妨害運転)」に対する罰則が設けられたこともあり、前方だけでなく後方の映像も録画できるタイプの人気が高まっている。
今回は、進行方向の状況を記録するという本来の目的に加え、車内用カメラでさまざまな遊び要素が楽しめるドライブレコーダー「DrideOn」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
DrideOnは、表面と裏面にカメラを搭載しており、フロントガラス貼り付けて前方と車内をそれぞれ録画できるドライブレコーダー。カメラを1つだけ搭載し、後方やリアシートなどの撮影に使える追加カメラモジュールもオプションで選べる。通常のドライブレコーダーと同じく進行方向を常時撮影するのだが、運転中などにボタンを押して車内を写真またはビデオで記録できる。
撮影した車内の写真やビデオは、連携させたスマートフォンのアプリからSNSへ投稿可能。内蔵マイクで音声付き録画をすると、カープールカラオケ映像も作れる。さらに、ボタンを押すと20秒前の映像から保存する機能もあり、決定的瞬間を逃さない。
タイムラプス撮影、写真のビデオ化といった機能、撮りためたビデオから長さ20秒のビデオを自動生成する機能も備える。車窓に海中や砂漠といった映像を合成する機能も用意されており、ビデオ会議サービス「Zoom」などと同様の楽しみ方もできる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月3日まで。目標金額の1万5000ドル(約161万円)に対し、記事執筆時点(日本時間7月7日15時)で9627ドル(約104万円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと58日ある。
DrideOnの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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