ディーアンドエムホールディングスはデノンブランドからAVアンプ「AVC-X6700H/X4700H」(税別価格:33万円/18万円)を発表した。8K Ultra HD、IMAX Enhanced、Auro 3Dに対応する。発売はX4700Hが7月下旬、X6700Hが8月下旬になる。X6700Hは11.2ch、X4700Hは9.2ch。
両機種ともに、Dolby Atmos、DTS:X、IMAX Enhanced、Auro-3Dといった最新のオーディオフォーマットをサポート。新4K/8K衛星放送で使用されている音声フォーマット、MPEG-4 AAC(ステレオ、5.1ch)のデコードも備える。
8K/60p、4K/120p対応HDMI入出力端子を搭載し、HDR10+、Dynamic HDR、HDR10、Dolby Vision、HLGといったHDMIの最新機能をサポート。8入力、3出力すべてのHDMI端子が最新の映像コンテンツに対する著作権保護技術「HDCP 2.3」に対応している。
回路設計には、32ビットプロセッシングを行う最上位バージョンの「D.D.S.C.(Dynamic Discrete Surround Circuit)」を採用。オーディオ基板も一新し、パターンを見直すことで、左右チャンネルおよびプラスとマイナスの対称性改善と低インピーダンス化を実現しているという。
そのほか、アナログ波形再現技術「AL 32 Processing Multi Channel」や最新世代の32bit対応D/Aコンバーターを備え、高音質を実現する。
ワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」テクノロジーも搭載し、Bluetooth機器などの再生に対応するほか、同一のネットワーク内のデバイスから音楽の配信も実現。Amazon Music HDやAWA、Spotify、SoundCloudなど音楽ストリーミングサービスも使用できる。
リモコンアプリ「Denon 2016 AVR Remote」を使えば、同一ネットワーク内のモバイルデバイスから操作や設定が可能だ。
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