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1995年を彩ったガジェットたち--ポケベル、ディスクマンからゲームボーイまで - (page 3)

Kent German (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2020年07月10日 07時30分
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ダイヤルアップ接続のインターネットモデム

 「ピー!」「ヒョロロロー!」「バジンーバジンー!」「ガー!」

 確かに、このテクノロジーが登場したのは1995年よりも少し後だが、紹介せずにはいられない。56kbpsのダイヤルアップモデムを持っていた人なら、インターネットに接続して「ネットサーフィン」を始める前に発せられるあの一連の耳障りな接続音を絶対に忘れられないはずだ。速度は遅く、イライラさせられたが、次は情報スーパーハイウェイの波に乗るのだという期待もあったので、明らかな興奮も感じられた。それから、AOLの電子メール着信音である「You've got mail!」(当時、米国でAOL以外のISPを利用していた人はほとんどいないはずだ)と、乱雑だが毒気のないインターネットの時代が到来した。

 当時は、矢継ぎ早のヘイトスピーチも、ソーシャルメディアを通して急速に拡散する危険なデマもなければ、YouTuberもいなかった。Wi-Fiが実現した今日の「ブラウザーを開くだけ」の世界では、瞬時にオンラインに接続できるうえ、ネットと同時に固定電話を使うこともできるが(今でも固定電話を持っているのであれば)、あの頃の感動の一部は失われてしまった。

コードレス固定電話と留守番電話

 筆者は2010年代に入ってもコードレスの固定電話を所有していたが、それは、処分する気力がなかったことが最大の理由だ。とはいえ、1980年代に最初に登場した時点では、コードレス電話は人類の偉大な業績の1つだったと言えるだろう。壁に設置されたダイヤル式電話やすぐに絡まるカールコードに煩わされることがなくなり、受話器を手に取って、家の中を歩き回りながら通話できるようになったのだ(当時は、多くの人が実際に電話で話していたということを思い出してほしい)。デジタルの留守番電話(テープ式の留守番電話は1995年頃には姿を消し始めていた)を使えば、かかってくる電話をより分けることができた。ボイスメールとは異なり、メッセージが録音されている最中に電話に出て、「今、家に帰ったところ」という見え透いたうそをつくこともできた。

ラジカセ

 MP3やストリーミングが登場する前、そして、世界の多くの人がレコード盤やLPレコードから移行した後、私たちはカセットやCDで音楽を楽しんでいた(「MiniDisc」プレーヤーについては、別の機会に紹介しようと思う)。当時は、カセットやCDのレシーバー、さまざまな部品、スピーカーを含む高価で大型のステレオシステムを購入することもできたが、小さなアパートに住んでいる人や大学生、ハイエンドのオーディオ機器にこだわらないような人にとって、ラジカセは、その代わりとなる魅力的な製品だった。ラジカセはステレオのすべての部品を1つの筐体に詰め込んだ製品で、簡単に持ち運ぶことができた。筆者が寮の部屋に置いていたような大型のモデルは、取り外し可能なスピーカーを備えていた。

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