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被写体を自動追尾するウェブカメラ「OBSBOT Tiny」--手のジェスチャーでズームも

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、ウェブ会議やオンライン宴会、コンサートや演劇のライブ配信などを活用する人が突然増えた。そのため、ウェブカメラの需要も急増し、一時は家電量販店の店頭や通販サイトから消えてしまったほどだ。在庫状況は落ち着いたようだが、購入可能な機種が増えたら増えたでどれを選べば良いか悩む。

 そこで、現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中の、便利に使えそうなウェブカメラ「OBSBOT Tiny」を紹介しよう。

被写体を自動追尾するウェブカメラ(出典:Indiegogo)
被写体を自動追尾するウェブカメラ(出典:Indiegogo)

 OBSBOT Tinyは、サイズが87.4×58×58mm、重さが115gという小型軽量なウェブカメラ。テーブルに置いたり、ノートPCのディスプレイ上に取り付けたりして使える。モーターを内蔵しており、カメラの向きを上下方向に±45°、水平方向に±150°動かすことが可能で、構図を変えやすい。

設置方法はさまざま(出典:Indiegogo)
設置方法はさまざま(出典:Indiegogo)

 被写体を自動追尾する機能があり、たとえば追尾対象とした人物を常に画面の中央で捉えるよう自動的にパン、チルトする。追尾対象とする被写体は、制御ソフトウェアで指定できるほか、画面内の人が手でジェスチャーしても設定、解除できる。さらに、ジェスチャーでズームインとズームアウトも操作可能。

カメラの向きはチルト±45°、パン±150°(出典:Indiegogo)
カメラの向きはチルト±45°、パン±150°(出典:Indiegogo)
動く被写体を自動追尾(出典:Indiegogo)
動く被写体を自動追尾(出典:Indiegogo)

 無指向性マイクを2つ搭載し、ノイズキャンセリング機能も備える。カメラの向きを完全に下へ変えておくと、周囲を撮影できなくなり、盗撮などを防げる。

 Indiegogoでの目標金額は7万7500香港ドル(約107万円)。記事執筆時点(日本時間6月25日16時)でキャンペーン期間は28日残っているが、すでに目標額の10倍以上である約87万8000香港ドル(約1212万円)の資金を集めている。

OBSBOT Tinyの紹介ビデオ(出典:YouTube)


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