リストの連結子会社であるリストフロパティーズは6月3日、渋谷の松濤エリアに、無人ホテル「Re:ONcE Shibuya(リ・ワンス渋谷)」をオープンした。同日より受付を開始し、6月16日より宿泊が可能となる。
Re:ONcE Shibuyaは、2018年6月の旅館業法改正を受け、当時、事務所・店舗用途であった築15年の松濤ビルを、リストプロパティーズが2019年9月に取得し、2階から4階部分をリノベーションしてホテルに用途変更したもの。
1フロアにつき1客室の全3客室で、日本の伝統的な空間要素である仕切りや縁側、続き間を、各客室で現代的にリデザインした。
各客室の宿泊人数は最大8人で、キッチンや調理器具、洗濯機のほか、Amazon Fire TVも備え、大人数での旅行や出張等の、長期間の滞在にも適しているという。
ホテル運営は、スマートレジデンシャルホテル運営代行のzensに委託。スマートロック等のIoTを活用した遠隔チェックインシステム「ZensTablet」や、チェックアウト後の円滑な清掃業務、緊急時の駆け付けサービスなどにより、無人での運営を実現した。
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