ソニーは米国時間6月1日にTwitterで、同4日に予定していた「PlayStation 5」イベントの開催延期を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、世界が経済再開に向けて緩やかに動き出す中、このイベントはオンラインで配信される予定だった。新型コロナウイルスの世界感染者数はこの6カ月間で600万人を超え、死者数は37万人を超えている。
「世界中のゲーマーがPS5向けのゲームを見るのを楽しみにしていることは理解しているが、今はお祝いをしているときではないとわれわれは感じており、今のところは一歩下がって、より重要な声を聞くことができるようにしたいと思う」とこのツイートには記されている。
今回の発表は、先週末から全米各地で続いている人種差別に対する抗議活動を受けたもの。黒人男性のGeorge Floydさんが非武装であったにもかかわらず警察の拘束下で死亡した先週の事件を発端に全米では暴動が続いているが、この件に対してはApple、Facebook、Verizonなどのハイテク企業が、人種差別撲滅を目指す各種団体に多額の寄付を約束している。
— PlayStation (@PlayStation) June 1, 2020
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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