韓国の大手携帯通信事業者KTが、倉庫作業員の負荷を軽減するために、5G接続の自走式カートを同社のスマート倉庫に導入した。
このカートは、KTが自律型ロボットを開発する韓国企業Twinnyと共同開発したもので、5G接続と監視システムを使用して、自らの移動に関するデータを収集するという。
「NarGo」と名付けられたこのカートのあるバージョンは、貨物列車のように後ろに複数のカートを接続することができる。各カートに100kgの物品を積載可能で、大量の貨物の搬送用に設計されている。
「TarGo」という別のバージョンは、指定された人物に追従して仕分け作業を支援する単一のカートで、こちらも最大積載量は100kgとなっている。
同社は自走式カートの導入について、倉庫作業員の負荷が軽減され、効率改善につながるとしている。また、COVID-19によるパンデミックの中で企業各社の懸念となっている人と人との接触回数の低減にもつながると、同社は付け加えている。
なお、KTによるとこの自動カートを試験導入した倉庫では、作業員の動きが47%減少したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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