世界各地の都市で外出禁止令の緩和が始まる中、Appleは一部の直営店を再開している。Appleは米国時間5月17日付の公開書簡で、世界中にある店舗のおよそ5分の1にあたる100店ほどの営業を再開したことを明らかにした。
Appleによれば、米国では7つの州で合わせて25店以上の店舗を再開する計画だという。ただし、ロックダウン(都市封鎖)が緩和されたからといって、世界中で続いている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との戦いが終わるわけではない。そのため、Apple Storeでは独自の安全対策を講じる。
Appleの小売担当責任者Deirdre O'Brien氏は公開書簡の中で、「当社のスタッフ全員と全てのお客様にマスクの着用を求め、お持ちでないお客様にはマスクを提供します。また、入り口で検温を実施するとともに、健康に関する質問を掲示し、熱や咳といった症状のある人や、COVID-19の感染者と最近接触した人がいないかどうかを確認します」と述べた。
また店内で人が密集しないよう、全ての人がスペースを確保できるようにするという。店舗自体も一日中入念に清掃し、「特にあらゆる物の表面、展示品、人の出入りが多い場所を重点的に、徹底的かつ念入りに清掃します」と同氏は強調した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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