「Minecraft」はすでに世界中で愛されているゲームだが、その人気はますます拡大している。Microsoftによると、世界を構築する同ゲームは11年前にリリースされてからの売り上げが2億本を突破し、月間プレーヤー数は1億2600万人を超えるという。
特に最近では、新型コロナウイルスのパンデミックが発生してから人気が加速している。Microsoftは4月、同ゲームコミュニティーに新たに加わったプレーヤーが25%増加し、マルチプレイの利用が40%の急増を示したことを明らかにした。
Minecraftが成功している理由のひとつが、オープンワールド型のゲームである点だ。プレーヤーはゲーム内を探検したり、アイテムや場所を見つけたりして、自分が好きなものを構築することができる。Minecraftの成功を受けて、「Minecraft Earth」などの派生ゲームも誕生している。これはスマートフォンを利用してMinecraftのゲーム世界を現実世界に重ねるという、「Pokemon GO」に似た発想に基づくゲームだ。Microsoftはそのほか、ゲームの世界を探検しながらゾンビのようなクリーチャーの群れと戦う新しいアクションアドベンチャーゲーム「Minecraft Dungeons」のリリースも計画している。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため人々が自宅にとどまるなか、Minecraftをはじめとするビデオゲームは売り上げと利用状況を拡大している。市場調査会社NPD Groupのデータによると、2020年3月までの四半期に、ゲームに対する支出額は95億8000万ドル(約1兆300億円)を記録し、前年同期から11%増加している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス