アリババ創業者のジャック・マー氏、ソフトバンクGの取締役を退任へ

 ソフトバンクグループは5月18日、中国アリババの創業者であるジャック・マー氏が、同社の取締役を退任することを発表した。6月25日に開催予定の定時株主総会で正式に決定するという。

 孫氏とマー氏が初めて出会ったのは、アリババを創業した翌年の2000年。孫氏が、マー氏の話を聞いてわずか5分で投資を決めたというエピソードは有名だ。その後、マー氏は2007年からソフトバンクの取締役を務めてきた。

 なお、マー氏は2019年にアリババの会長を退任。同年9月にはロックスター風のいでたちで、8万人収容のスタジアムで4時間にわたって退任イベントを開いて話題となった。また、今後は教育に重きを置く活動に力を入れると述べていた。

退任イベントでのジャック・マー氏(提供:Getty Images)
退任イベントでのジャック・マー氏(提供:Getty Images)

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