ウェザーニューズは5月14日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活必需品の宅配ニーズや医療品の安定的な輸送の重要性が増していることから、9月30日まで物流や製造業者向けの最適輸送計画支援サービスを無償で提供すると発表した。
最適輸送計画支援サービスは、通行止めや規制の可能性を路線ごとに5日先まで4段階で予測するサービス。気象見解や輸送におけるリスクを補足する解説情報とあわせて確認することで、輸送計画に影響する路線や時間帯を事前に把握可能。
同サービスは既に、車両・人員の調整や輸送計画を策定する物流業・製造業の企業中心に活用されているという。
なお、無償提供の対象となるのは、一般貨物運送事業者、特定貨物自動車運送事業者、医療品・生活必需品の製造業、新聞社など。
同社では、梅雨や台風の季節を迎えるにあたり、車両・人員の調整や輸送計画の策定などの業務を気象リスク対策の面からサポートし、物流の安定やドライバーの安全確保につなげたいと考えているという。
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