Googleは米国時間5月6日、同社の次世代モバイルOS「Android 11」ベータ版を発表するためのオンラインイベントを6月に開催することを明らかにした。
米国東部時間6月3日午前11時に開始予定の同イベントでは、Androidのエンジニアリング担当バイスプレジデントを務めるDave Burke氏や製品管理担当シニアディレクターを務めるStephanie Cuthbertson氏などの幹部らが基調講演に登場する。その後、ソフトウェア開発者らを対象とした質疑応答セッションや技術的な討論がライブで行われる予定。
Googleは例年、同社が毎年開催する開発者向けカンファレンスの「Google I/O」でAndroidの新バージョンを発表してきた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年は同イベントの開催が見送られた。
Android 11については、すでにデベロッパープレビュー版が何度かリリースされている。デベロッパープレビュー版とは、同OSをより広くリリースする前にアプリ開発者らに試用してもらうためのテストバージョンだ。
Androidは、世界で最も多く使用されているモバイルOSで、世界で出荷されるスマートフォン10台のうちの9台に搭載されている。しかし、Androidの新バージョンを実際にユーザーのスマートフォンにインストールさせることがGoogleにとって最大の課題となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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