Zoomは、同社が提供するビデオ会議アプリの1日あたりの利用者数が3億人を超えたとする米国時間4月22日のブログ記事の内容を撤回した。3億を突破したのは、1日に複数のZoom会議に参加する人を重複してカウントする「1日あたりの会議参加者数」だと訂正している。
The Vergeによると、ブログの記述は24日、特に注記なく訂正されていたという。The Vergeからの問い合わせを受けて、Zoomは29日、ブログ記事に注記を加え、誤りは不注意によるものだったとした。
「新型コロナウイルスのパンデミックの中、1日あたりの会議参加者数が3億人を超えたことを、恐縮しつつ誇りに思う」と、Zoomの広報担当者は30日に電子メールで述べ、「4月22日付けのブログ記事で、これらの参加者を『利用者』や『人々』と無意識に表現してしまった。誤りに気付いた時点で、その単語を『参加者』に訂正した。われわれの純粋な不注意だった」とした。
Zoomにデイリーアクティブユーザー数に関する情報を求めたが、回答は得られなかった。デイリーアクティブユーザー数は、個々のアプリの1日あたりのユーザー数としてより広く使われる指標で、Zoomの会議に何度参加したかにかかわらず、同一ユーザーを1人とカウントする。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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