Amazon.comは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の治療にあたる医療従事者と、COVID-19の影響で外出自粛を余儀なくされている教育機関や子どもたちを支援するため、500万ドル(約5億3885万円)相当の「Kindle」「Fire」「Echo」といった同社製デバイスを寄付している。
病室にスマートディスプレイ「Echo Show」を設置すると、入院患者と医師や看護師が接触せずやり取りできる。これにより、感染する恐れのある病室訪問回数を減らせると同時に、マスクや手袋、ガウンといった不足しがちな医療用品の消費も抑えられる。さらに、患者と家族や友人とのコミュニケーションにも利用可能だ。学校の休業や図書館の閉館で行き場をなくした子どもたちの教育やコミュニケーションにも使える。
たとえば、Newsdayの報道によると、Northwell Healthには4000台弱のEcho Showが提供されるという。
また、Amazon.comは「COVID-19危機の最前線で働く人々を応援する」として「#MakeItBlue」キャンペーンに賛同し、ワシントン州シアトルにある本社で「Amazon Spheres」と呼ばれる建物を青い光でライトアップした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」