配車サービスのユーザーが新型コロナウイルスの影響で自宅待機を余儀なくされる中、Uberが宅配ビジネスを強化している。同社は米国時間4月19日、「Uber Direct」と「Uber Connect」という新たなサービスを発表した。
発表によると、Uber Directは、「『Uber Eats』の対象を食料品店やコンビニエンスストアにまで広げた最近の取り組みをさらに発展させた」サービスで、アプリを通じて対象の小売業者に商品を注文するとUberが配達してくれる。米国では、オンラインドラッグストアのCabinet Healthと提携して、市販薬をニューヨーク市民に届ける。ポルトガルでは郵便事業者のCTTと提携して小包を配達し、オーストラリアでは獣医サービスのGreencross Vetsと提携してペット用品を届けるという。
一方のUber Connectは、友人や家族に荷物を送りたい人向けのサービスで、同日中に置き配で荷物を届けることができる。「オーストラリア、メキシコ、米国の25以上の都市」で提供が始まっており、対象地域でUberアプリを開くと「UberX」や「Uber Comfort」といった既存の配車サービスに加えて、この新しいサービスを選択できるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」