Microsoftは米国時間4月16日、「Windows 10」の次期機能アップデート「Windows 10 May 2020 Update」(以前は「20H1」と呼ばれていたが、正式なバージョン名は「2004」)を「Windows Insider Program」の「Release Preview」リングに向けてリリースしたと発表した。筆者の複数の情報筋は、テスト段階の終了に近づきつつある同アップデートについて、メインストリームのユーザーに向けて配布が開始されるのは5月になると述べている。
Microsoftは同日付けのブログ記事に、「Build 19041.207」(KB4550936)が最終的なビルドになるだろうと記している。同社によると、この「Insider Preview」ビルド(20H1/May 2020 Update)はまず、Release Previewリングの一部のユーザーに対してのみ自動配信される。自動配信の対象外であるものの今すぐ入手したいというユーザーは、手作業でアップデートをチェックし、インストールすることができる。
なお、「Windows Mixed Reality」についてMicrosoftは、フィックスを適用しない限り正しく動作しない可能性があるため、この機能を使用しているユーザーは今回のアップデートのインストールを遅らせた方がよいとしている(同社は5月初旬にフィックスをリリースする計画だ)。
Microsoftは今回、Windows 10 May 2020 Update(2004)の最終版をリリースする日時や手段について、予定を明らかにしていない。筆者の複数の情報筋は、Build 19041.207のテスト中に大きな問題が発生しなければ、2004は以下のようなスケジュールでリリースされると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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