トヨタ、新型コロナ対策として医療現場などへの支援を発表--防護マスクの生産も

 トヨタ自動車とトヨタグループ各社は4月7日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、医療現場および、医療用品への支援を表明した。

 同社では、自動車産業が持つ製造・物流面でのノウハウやグローバルに広がるサプライチェーンを生かし、さまざまな側面から対策に取り組むという。具体的には以下の6つの取り組みを挙げる。

  • 医療用フェイスシールド(防護マスク)の生産(週500〜600個程度から生産を開始する予定)
  • トヨタ生産方式(TPS)活用による医療機器メーカーの生産性向上への協力
  • 軽症の感染者移送に対するサポートの検討
  • サプライチェーンを活用したマスクなど衛生用品の調達支援
  • 医療機関にて活用可能な備品の供給
  • 治療薬開発や感染抑制に向けた研究支援への参画

 なお、このなかには、現時点では構想段階のものや着手直後のものも含まれている。

 また、事態収束後の経済活動の復興に向けた態勢も整えるため、雇用を維持しつつ自社の体質改善も図る。製造業におけるオフィスワーカーの在宅勤務のあり方や生産性向上に取り組むとともに、生産現場では、需要減退による生産停止や縮小によって生まれる時間を活用。今後の競争力強化につながる改善活動や人材育成などを進めるという。

 加えて、設備投資や研究開発費、必要人員などについても、従来領域でのさらなる生産性を向上することで、人員、設備、資金を確保し、拡大するCASE対応やユーザー満足度向上のため、新たな重点分野にシフトする。

 事務・技術系職場での主な取り組みとしては、以下の3つ。

  • 在宅勤務拡大に対応するネットワーク基盤強化やツールの整備
  • 生産性向上に資する働き方改革と在宅勤務ルールの確立
  • 人材育成の加速

 生産系職場での主な取り組みでは、以下の2つを挙げる。

  • 生産停止や縮小によって生まれた時間を利用した改善活動と人材育成
  • 仕入先と一体となった生産ネットワーク維持と改善活動

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